南アルプス市に、一邸が完成しました。
住まいを商品としてではなく、建築家が住み手のために編んだ一つの作品として、静かにご覧いただく場が「特別鑑賞会」です。今年のシルバーウィーク、9月19日から23日までの五日間だけ、オーナー様のご厚意でこの家をお借りしました。図面では伝わらない光の角度や、木の手ざわりを、どうぞ心ゆくまで。
ゆっくりとお過ごしいただくため、一日八組様の完全予約制でご案内いたします。
株式会社日動建設 ひまわりハウス事業本部
外観から、声高な主張を削ぎ落としました。祠のように低く、静かに佇む一軒。まちなみに溶けるその佇まいは、同時に「目印」でもあります。ご来客に「あの家ならすぐ分かるよ」と伝えられること——建築家は、そこまでを設計に織り込みました。
けれど、玄関の扉を開けた瞬間、その静けさは気持ちよく裏切られます。この住まいには、生業のためのサロンと、家族の暮らしと、遊びの仕掛けが、ひとつ屋根の下に同居しているからです。
近すぎず、遠すぎず。境界を壁で断つのではなく、光と格子と段差で「境界を設計する」。それがこの家の考え方です。働く時間と暮らす時間は、切り離されるのではなく、そっと隣り合っています。
そして、完成は終わりではありません。住みながら手を入れられる余地を、意図的に残しました。あきのこない、進化しつづける遊び場として。
当日、どこを見ていただきたいか。先にお渡ししておきます。
外から見えるのは、静けさだけです。玄関まわりの袖壁を黒く塗り、いぶし銀の屋根と軒先を黒で揃え、佇まいを一段沈めました。その落差そのものが、この家の主題です。扉の内側で何が待っているかは、当日のお楽しみに。
玄関を開けたお客様を最初に迎えるのは、廊下でも階段でもありません。その先には大きなFIX窓があり、光の方向から人が降りてくる——遊びのための仕掛けでありながら、二階から水回りやリビングへ向かうときの、実用的な近道でもあります。
写真は、あえて載せません。和の空間には、あえて窓を設けませんでした。光を絞ることで生まれる陰翳と、こもる安心。明るさが正しさとされがちな住まいの中に、機能としての暗がりを一つだけ残しています。腰を下ろすと、呼吸が深くなる場所です。
断熱は、いわば家がまとう服です。薄手のセーターではなく、最新の高機能ダウンを着せるように。この住まいは一年を通じて、穏やかな温度を保ちます。
そして気密。どれほど高性能なダウンでも、ジッパーが開いていれば寒い。ひまわりハウスのC値0.5以下とは、家じゅうの隙間をすべて集めても名刺一枚分に満たない、という意味です。
地盤調査の結果は「問題なし」。改良工事を要さずに、この住まいを支えます。
土地・建物・諸経費から、外構・家具まで。ひまわりハウスは、資金計画の全体像を最初にお見せします。そして、着工後に資材の高騰を理由とした追加費用を、後から請求することはありません。
安心して、家づくりそのものに集中していただくために。
特別鑑賞会を予約する会場はオーナー様のご自宅です。ご近所の皆さまへの配慮として、敷地外での駐車・撮影はご遠慮ください。恐れ入りますが、お住まいの内部の撮影についても、当日スタッフにお声がけをお願いいたします。
この家で始まる日々を、まずは一度、肌で感じてください。この場所が、ご家族にとっても、地域の方々にとっても、豊かな拠点となりますように。
引渡しは、ゴールではありません。一生涯の伴走の、はじまりです。
下のボタンから予約ページへお進みください。ご予約後、担当者より会場の詳しいご案内を差し上げます。
特別鑑賞会を予約するお電話でのご予約も承ります(10:00〜17:00/火・水定休)
055-275-1518